星野仙一氏の日本野球オリンピック敗退のコメント
新聞記事は、人のコメントを端折って都合のよいところだけをつかうので、それをもとにいろいろと判断を下すのはよくない、ということは言うまでもないだろう。麻生首相も、文脈から切り離されたところで片言隻句を問題にされている、という印象もある(定額給付金などの不手際は彼の責任だろうが)。
さて、北京オリンピックで億万長者軍団の日本野球チームを監督として率いた星野仙一氏は敗因について「「気持ちの面で、弱い面が出た。選手たちは気を抜いて戦ったわけではもちろんないが、気持ちの部分で差があったかもしれないとも思う」「国際試合を多く経験する場を作ることで国際大会でも動揺することなく本来の実力が発揮できるような経験を積ませることが重要かと感じている」と報告したという(サンケイスポーツのウェブサイトによる)。
この記事を読む限り、星野氏はこの期に及んで、自らの責任ではなく、選手の精神に敗因を押し付けているように見える。技術面は短期間で飛躍的に向上できないのは当然としても、「気持の面」であれば、それはまさしく監督の責任だろう。この人がWBCの監督にならなかったのは本当によかった。3000本安打の張本はテレビで、オリンピックの直後に「関係者はしばらく表にでてくんなよ」という主旨のことを言っていたが、星野氏の顔はもうテレビで見たくないというのが私の感想だ。


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