ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークとなったが、私が勤務している創価大学も、他の多くの大学と同じように、昨日29日は通常の授業日となった(もちろん、今日と明日も通常授業)。学生が本当に来るのかと心配になったが、通常より「微減」といった感じで、ほとんどの学生がまじめに出席していたのには感心させられた。今年は不景気の影響で、「16連休」なんていう報道をみてもあまりうらやましくもなくなった。ただ非常勤の先生にとっては、休日出勤は大変だろうと思う。
ゴールデンウィークとなったが、私が勤務している創価大学も、他の多くの大学と同じように、昨日29日は通常の授業日となった(もちろん、今日と明日も通常授業)。学生が本当に来るのかと心配になったが、通常より「微減」といった感じで、ほとんどの学生がまじめに出席していたのには感心させられた。今年は不景気の影響で、「16連休」なんていう報道をみてもあまりうらやましくもなくなった。ただ非常勤の先生にとっては、休日出勤は大変だろうと思う。
標記の本が重刷され、第6刷が出た。私も新聞のところを少し書いたので、重刷のたびに、出版社から送られてくる。この出版不況の時に、重刷を重ねていることには驚かされる。私としては、こちらよりも有斐閣の『メディア産業論』がもう少し売れてもらいたい(こちらは「新聞」と「出版」の二章書いたので)。
授業の関係でようやく、朝日新聞「新聞と戦争」取材班『新聞と戦争』(朝日新聞出版)と、朝日新聞記者の今西光男氏の『新聞 資本と経営の昭和史:朝日新聞筆政・緒方竹虎の苦悩』(朝日新聞社)を読んだ。
『新聞と戦争』は朝日新聞夕刊に連載されて、いろいろな賞を受賞したものだが、特に印象に残ったのは547㌻以下の「肉弾三勇士」物語の話。でっちあげ的な物語作りの背景が理解できて興味深いが、今でもこういったことが行われていそうで怖い。
今西氏の本では、1910年代に新聞が成長し、時の政治権力から「一大敵国」とされるほどに大きな存在になっていたことが印象に残った。経営的自立を果たした当時の新聞の力について、次のように今西氏は述べている。
この経営的自立が、新聞の論調を自由闊達にさせ、臆することのない政権批判を展開させた。前述したように、明治末期から大正時代初めにかけて、新聞は藩閥官僚政治の打破に一大キャンペーンを張った。一九一三(大正二)年に桂太郎内閣、翌一四年には山本権兵衛内閣を退陣に追い込み、さらに一八年のシベリア出兵、米騒動をめぐり、寺内正毅内閣もまた、新聞界あげて、その標的になっていた。新聞紙面で政権批判の論説を掲載し、結集を呼びかけた糾弾集会で、記者自らが政権を厳しく批判するという、メディアによる「政権打倒」がこの時代に相次いだのである。(17㌻)
トンチンカンな感想かもしれないが、記者やメディアが過度に政治化して観察者でなく行為者(アクター)になることの危険性を、後の歴史の展開は示唆しているように感じた。
先日の、NHKスペシャル・JAPANデビューを途中から見た。台湾の人々の、日本国からの差別に対する怒りなどを学び、差別はいけないという当たり前のことを、あらためて考えさせられた。
ただ、リンク先(http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html)に、あの番組で印象的な証言されていた人への電話インタビューが掲載されていて驚いた。NHKからの説明や反論も欲しいと思うが。
昨日(4月9日)の新聞(朝刊)は、『週刊新潮』で朝日新聞社の阪神支局襲撃事件(赤報隊事件)の実行を告白したはずの人物が、記事内容を否定する発言をしていたことを1面などで大きく報じていた。私が見た中では、『毎日新聞』が1問1答を掲載し、詳しく報じていた。
当事者の男性は、自分が実行犯などとは言ってなく、『週刊新潮』の記者の筋書きに載せられてしまったというのが、その主張の主旨のようだ。『週刊新潮』の記事を読んで驚いたという発言も引用されていたと思う。要するに、記事は『週刊新潮』の捏造だったという主張と受け取ってよいだろう。『週刊新潮』側はこれをまっこうから否定して、男性の述べたことを捻じ曲げたりしていないことは録音テープによって証明できると述べている。こうなったら、『週刊新潮』は男性を名誉毀損で訴えて、裁判所でそのテープを証拠として提出してはっきりさせてほしい。いつもは被告の『週刊新潮』だが、今回は原告として、事実関係を明らかにすべく裁判に打って出るべきだろう。
ただ、『週刊新潮』が「捏造」あるいはそれに近いことをしていなくとも、『週刊新潮』の記事がたいへんな誤報であり、少なくとも結果的には、裏付け取材が不十分であったらことが明らかになった。もともと週刊誌全体の売上が低調な中で、いよいよ同誌の存続も危ないだろう。
産経新聞のウェブサイトIZAに、プロ野球の楽天の試合を観戦していた男性が、観戦中にファウルボールが右目にあたって失明寸前のけがを負ったとして、球場を所有する県と球団(楽天)に4400万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に訴えたという記事が掲載されていた(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/240380/)。
記事によると、「男性が座っていた席には防護ネットなどは張られておらず、ライナー性の打球がそのまま男性の目に当たる形になった」とあるので、恐らく、昔はなかった、ファウルゾーンに大きく張り出して、選手と同じ高さで野球を楽しめる部分での事故だと思う。私はテレビで見ていて、あの場所はとても危険で、よく事故が起こって問題にならないなと思っていた。また、もし事故が起こったら当然球団や球場の管理者の責任が問われて裁判になるだろうと思っていた。そして、最近の裁判報道などからの印象からすれば、被告側には勝ち目がないと思っている。
もちろん、野球を少しでも知っていれば、あの席は危険極まりなく、あの席に座る以上、当然それなりの覚悟が必要なことはわかる。しかし、長時間にわたる野球を見ていれば、当然集中力がきれるときもあるだろう。あの席は、「安全より球団経営を優先している」と批判されても仕方がないような気がする。
私は素人ながら、あの席は危険すぎるのでなくした方が、結果的には球団経営にプラスだと思うのだがどうだろうか。
今日のテレビニュースを見て、麻生総理が、「補正予算の審議に野党が協力しないなら、解散も考える」といったような主旨の発言をされていたのを見て驚いた。これまで麻生総理は、自分の口からは解散を匂わすことをせず、むしろ否定する発言を繰り返していたように思える。それが、ついに解散を匂わす発言をした。こう言われれば、解散を望む民主党は一所懸命に国会審議を妨害するだろう。以前に、自民党としては早期解散のメリットはゼロだが、かといって、任期満了までやるのは露骨すぎる、と書いたことがあったように思う。ようやく解散の時期になったらしい。今日の朝刊がこの発言をどうとりあげるのかを確認しておきたい。
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